告白 1&2‐synchronize love‐


「でも…それはアイツが強いとかそういうんじゃなくて。きっとさ、美緒ちゃんがいたからなんだと思うんだ」

「……あたし?」

「うん。キョンキョンがキョンキョンでいられたのは、美緒ちゃんがいたから。美緒ちゃんのことを考えてたからなんだと俺は思うんだよ」


でも、あたしは何もしてない。

彼の為に泣くことも、笑うことも、傍にいることさえも出来なかった。

そうあたしは言ったけど、矢沢エイジはそういうことじゃないんだって首を振る。


「自分の寿命が残り少ないってわかって、美緒ちゃんに会うか会わないかを決める覚悟が出来たんだ。だから死ぬことを考えるんじゃなくて、キョンキョンは最後まで、美緒ちゃんのことを考えてられたんだよ」


だから俺は、キミにとても感謝してるんだ。

泣きながら、矢沢エイジがあたしを見てへらっと笑う。

こんな話をしながら、そんな風に気の抜ける笑顔を見せないでほしい。

きっと恭兄ちゃんも、コイツの笑顔には何度も救われたんじゃないのかな。

お母さんに似てる、このふざけた親友に。









あたしが何度も救われたみたいに、きっとあなたも。