告白 1&2‐synchronize love‐


手に入れてしまった。

本当の深田恭一への手がかりを。

「…ありがと、お父さん。ごめんね、わがまま言って」

「まったくだ。お前は普段わがままを言わない分、言うとなったらその重さが違うな」


冗談っぽく笑って、お父さんはあたしの頭を撫でた。

あったかい、大きな手。

お父さんは「もう寝なさい」って言って、あたしがベッドに横になったのを見届けてから部屋を出ていった。

きっと、複雑な気分なんだろうな。

だって、あたしが深田恭一のお母さん、つまりお父さんの昔の恋人に会うかもしれないんだから。


「ごめんね…」


あたしはぎゅっと、テディベアを抱きしめながら目を閉じた。

けれど恭兄ちゃんに会えるかもしれないって考えたら、とてもじゃないけど睡魔なんて迎えられなかった。










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