告白 1&2‐synchronize love‐


教えてくれるまで、何度だって頼むよ。

それくらいの覚悟はとっくにあるんだから。


「お父さん、お願い。もう二度と会えないなんて、絶対にイヤなの」


演技じゃなく、涙がこぼれた。

お父さんが急に慌てだして、表情を緩める。


「わかった。わかったから泣くな」

「ほんと…?」

「ああ。向こうの家の人には迷惑をかけないって約束、守れるな?」


今度はお父さんがあたしの手を強く握り返して、真剣な目で見つめてきた。

それにしっかりうなずいて涙をぬぐう。

ほっとして、涙が止まらなくなっちゃったみたいだ。

お父さんは「ちょっと待ってろ」って言って、部屋を出て行く。

少しして戻ってきたお父さんの手には、古そうな手帳があった。


「そんなに遠い場所じゃない。電車で行けるくらいの距離だ」

そう言って、お父さんは紙にそれを書き写してくれた。