告白 1&2‐synchronize love‐


矢沢エイジの肩が、ビクッて揺れた。


「どうしても、深田恭一の居場所は教えてくれないの……?」

「…ごめんね」


ため息はがまんした。

これ以上この部屋の空気が重くなったら、窒息でもしてしまいそうで。


「なら……これだけは教えて」


もうこんな問いなんて、関係ないのかもしれないけど。

聞かずにはいられなかった。

聞いたところでもう、どうしようもないのに。






「どこまでが、嘘だったの……?」






矢沢エイジの顔は見れなかった。

この時のあたし、きっとすごくみっともない顔してると思ったから。

バカみたいな質問の答えは、しばらく沈黙が続いた後にあった。


「……俺がついた嘘は、一個だけだよ」

「一個……?」

「そう」







俺がキミの兄貴だっていう嘘。

それだけだって、矢沢エイジは言った。