告白 1&2‐synchronize love‐


泣かないよ。

泣くにはまだ、はやいから。

振り返らずに歩くのは大変だったけれど、なんとか耐えられたのはきっとかっこつけたかったから。

あたしは恭一との関係を知ってから、自分を見失っていた。

ウジウジした背中を見せるより、背筋を伸ばして真っ直ぐ前を見て歩く後ろ姿の方が、きっとあたしらしいよね。

決意を胸に、メモを開く。

そこには住所とマンション名、それから部屋番号が綺麗な字で書かれていた。


「三上くんの遅刻した理由って、もしかして……」


いや、もしかしなくてもコレなんだろうな。

どうやって調べたのかはわからないけど。

優等生に遅刻させてしまうあたしって、愛されてる。

三上くんが言ってた本屋を見つけて、あたしはメモに、




そっとキスをした。