そこに何が待っているのか、三上くんはわかってるんだろうか。
それでもあたしに行けって言うのは、どうして?
だって、そこに行ったらあたしは…
「聞きたいことが、たくさんあるんだろ?」
「み……」
「聞きたいことを聞けばいい。話したいことも全部話して…渡したいものも渡せばいい」
それがあたしには必要なんだって、三上くんは静かに言った。
ああ、やっぱり。
三上くんの第三の目には、すべて見えてるんだ。
わからないよ。
アナタが何を考えているのか。
でもあたしは知ってる。
三上くんはいつも、自分よりもあたしのことを想ってくれてるって。
それがあたしには、ちょっとつらい。
ううん、さみしいんだよ。
「三上くん」
「うん?」
「あたしは、三上くんが好きだから」
「…うん」
「それは、変わらないから」
アナタがくれた言葉をそのまま返すから。
だから…


