告白 1&2‐synchronize love‐


どうしてそんな顔をするの?

あたしは笑顔を消して、じっと三上くんを見上げた。

彼は目の前でリボンを解いて、箱を開けた。

小さくてツヤツヤ光った真っ黒なケーキが現れる。

一緒に入れておいたプラスチックのフォークで、三上くんは一口その場で食べてくれた。


「…うん。美味しいよ。ありがとう」

「よかった」

「後でゆっくり食べるね」


あれ、そういえば眼鏡を外してコンタクトにしてる。

バイクでどこかに出かけるの?


「じゃあ、行こうか」

「…どこへ?」


三上くんは質問には答えずに、あたしの手を引いて家を出た。

こういう時の三上くんが、どういう考えで動いているのかあたしは知ってる。

前にもこんなことがあったもん。




いつもあなたは、あたしを驚かせるね。