――
―――――
「はァ!? マジで?」
「お前本命もらったの!?」
「誰にだよ!」
はしゃぐ男子多数。
朝から全校生徒が浮き足立っているバレンタインデー。
女子も男子もソワソワしてる。
廊下を歩いているだけで、あちこちで可愛らしい包みが見えた。
こんなイベントに自分が真面目に参加する日が来るなんて。
まったく自慢にならないけど、あたしはバレンタインにお父さん以外の男性にチョコをあげたことがなかったりする。
義理すらない。
あ、おじいちゃんにはあげたか。
このことをヒカルに言ったら「枯れてるよ美緒…」って、同情の目を向けられた。
「美緒っ!」
階段を登っていたら、上から名前を呼ばれた。
見上げると、緊張した顔のユウナ先輩。
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「はァ!? マジで?」
「お前本命もらったの!?」
「誰にだよ!」
はしゃぐ男子多数。
朝から全校生徒が浮き足立っているバレンタインデー。
女子も男子もソワソワしてる。
廊下を歩いているだけで、あちこちで可愛らしい包みが見えた。
こんなイベントに自分が真面目に参加する日が来るなんて。
まったく自慢にならないけど、あたしはバレンタインにお父さん以外の男性にチョコをあげたことがなかったりする。
義理すらない。
あ、おじいちゃんにはあげたか。
このことをヒカルに言ったら「枯れてるよ美緒…」って、同情の目を向けられた。
「美緒っ!」
階段を登っていたら、上から名前を呼ばれた。
見上げると、緊張した顔のユウナ先輩。


