告白 1&2‐synchronize love‐

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放課後。

三上くんがお兄さんの病院に行くために先に出て、バイトがあるあたしは一人で教室を出た。

生徒玄関に入ろうとしたところで、そこから出てきた大きな影とぶつかった。


「あっ。悪いっ」


相手があたしより早く謝ってくる。

その声で誰なのかすぐにわかった。


「コータ先輩?」

「え。何だ、美緒か」

「何だってなんですか」

「ははは、悪い」


自宅学習期間のはずの先輩は、バスケ部のジャージ姿だった。


「先輩、部活しに来たんですか?」

「うん。もう暇で暇で。後輩しごきで暇つぶししようって葛城と話してさ」


コータ先輩と葛城先輩は、バスケの推薦で大学がすでに決まっている。

これはチャンスだ。