告白 1&2‐synchronize love‐


あたしは結局、恭一への想いを断ち切ることができなかった。

でも、三上くんの優しい手を放すこともできない。

ううん、したくない。


「あたしは……ズルい」

「どうして?」

「…どこまでいっても、中途半端」

「割り切れないのが人の気持ちなんだと思うよ。恥じることでも、責めることでもないさ」


静かに諭すように、三上くんはそう言ってまた、あたしを抱きしめた。

彼がそれを本心から言っているのか、そうでないのか。

あたしには判断がつかなくて。

それでもフラれたわけじゃないって、彼の優しいばかりの腕からわかってほっとした。

醜いな、あたし。

こんなに最低な女を、どうしてあなたは抱きしめてくれるんだろう。



涙はしばらく、止まらなかった。







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