告白 1&2‐synchronize love‐


「綺麗な部屋だね」


白いラグの上に座った三上くんは、短い感想をくれた。


「殺風景でしょ」

「そんなことはないよ。片付いてて、空気が綺麗だ」

「空気?」

「それから…酒井さんの優しい匂いがする」


匂いって……体臭?

香水ってあまりつけないから、匂いってつまりそういうことだよね。


「ど、どんな匂い? くさい?」

「まさか。いい匂いだよ。眠たくなってくるような感じの」

「なにそれ、ほめてる?」

「もちろん」


冗談ぽく笑って、三上くんは窓辺に目を向けた。

そこには誕生日に彼からもらった、あのステンドグラスが飾ってある。

神秘的で儚げな、青。


「朝ね、天気が良いとすごく綺麗に光るの。いつもこれ見て、気持ちよくベッドから出られるんだ」

「良かったよ。気に入ってもらえて」

「大切にするね。本当にありがと」


三上くんが少し嬉しそうに笑った時、ノックの音が響いてお母さんが部屋に入ってきた。