告白 1&2‐synchronize love‐


「おじゃまします」


丁寧におじぎをする三上くんに、お母さんはあわてて頭を下げ返す。


「お母さん、こちら三上くん」

「三上です」

「美緒の母です~。上がって上がって。すぐにお茶用意しますね」

「すぐに帰りますから、おかまいなく」


途端にお母さんが残念そうな顔になる。


「えー。晩ごはん、食べていかないの?」

「お母さん。…上行こう、三上くん」


何が「えー」だよ、恥ずかしいなもう。

三上くんは小さく笑ってお母さんに一礼して、あたしのあとについてきた。

階段を上がって左手にあるのがあたしの部屋。


「何もないけど、どうぞ」


三上くんを部屋にうながしながら、そういえば男の人を部屋に入れるのは初めてだと気づく。

大丈夫。

昨日部屋は掃除したばかりだから。

彼氏の部屋より汚かったら情けないよね。