告白 1&2‐synchronize love‐


ただ彼には、さよならを言われたことだけを話していた。

話を聞いた三上くんは、いつもと変わらない落ち着いた表情で「大丈夫だよ」と言ってくれた。

彼に「大丈夫」と言われると、本当にそんな気がしてくる。


「ね、三上くん。ウチ寄っていかない?」

「でも、すぐ夕食の時間だろ」

「なんなら夕食も一緒にしよ。大丈夫、お父さんはまだ帰ってくる時間じゃないから」


三上くんは少し考えるそぶりを見せてから、バイクを降りた。


「じゃあ、お茶だけいただこうかな」


ほっとした。

いつもなら遠慮して帰ってしまう三上くん。

でも、今日はそれよりあたしを気にしてくれているんだ。

バイクを玄関の前に停めてもらって、三上くんを初めて家に招き入れた。


「ただいまー」

「おかえり~……あら?」


リビングの方から出てきたお母さんは、三上くんを見て目を丸くした。