告白 1&2‐synchronize love‐


そうやってヒカルが笑顔でいてくれるなら、どんな男と付き合ってくれてもいいと思うんだけどさ。


「じゃあ、あたしはホワイトデーにヒカルにあげるよ」

「ほんと? やったぁ! 三上くんにはヒミツね?」


冗談めかして言ったヒカルは、自分の入れた曲が流れてマイクを持って立ち上がる。

三上くんには秘密、か。

可愛い奴。

ヒカルは顔だけじゃなく声も可愛い。

あたしのちょっと低めな声と違って、高くて澄んでいる。

だけど…

残念なことに彼女は音痴だ。

本人は気づいていないけど、色々とズレている。

楽しそうだからいいんだけどね。

あたしはヒカルの歌を聴きながらこっそり、パパノエルの曲を探した。

あるわけないじゃんと思いながら。

あたしの心の片隅には、こうしていつもアイツがいた。





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