告白 1&2‐synchronize love‐


待って。

待って待って待って。


落ち着け。

あたし、動揺してるけど、留学ってそんなにすごいこと?

そりゃびっくりはするけど、日本にいなくなったとしても、もう二度と会えなくなるワケじゃないんだし。

海外くらい、いまは学生だって簡単に旅行するんだから。


「何が、その方がいいの?」

「ん…」

「だって、アンタの家族はここにいるんだから。帰ってこないなんておかしいじゃん」

「……実は前から決めてたんだ、留学のことは。でも…デビューの話が来て、迷ってた」


恭一は髪をぐしゃぐしゃとかき混ぜた。


「本当は……美緒ちゃんに俺のことを思い出してもらえたら、すぐに発つつもりだったんだよねぇ」


遠い目をして恭一が小さなため息をもらす。

その告白には、固まるしかなかった。


「ちょっと……それ、どういうこと?」


冗談だろうと笑おうとして失敗する。

頬が引きつった状態で、あたしは恭一の肩をつかんだ。