告白 1&2‐synchronize love‐


ニコニコしながらカウンター席へと行ってしまう背中を見送って、あたしは古びた木製の扉に向き直る。

ふたりきりですか…。

なんだか心細く感じてしまう。

それはつまり、あたしの心が弱いってことだ。

大丈夫、あたしには三上くんがいる。

ネックレスに触れ、小さく深呼吸をしてから扉をノックした。


「…恭一?」


ノックをしても名前を呼んでも反応がない。

本当に中にアイツがいるのかっていうくらい静かで、あたしは戸惑いながらドアに手をかけた。


「恭一、入るよ…?」


それにも返事がなかったけれど、ギギギと音をたてて開いたドアの向こうには、

懐かしくすら感じる金髪頭が、あぐらをかいて待っていた。


「恭一……」


背中を丸めて、古くて傷んだ畳に顔を向けて。


しおれた花みたいな姿に、あたしは心臓がキュッと縮まるのを感じた。