告白 1&2‐synchronize love‐


影がこっちに気づいて手を上げた。


「美緒ちゃん、ヒカルちゃん。お疲れさまー」


そう言って近づいてきたのは、いままさに話しに上がっていた背が高くて甘い声の男だった。


「あれー。本物だったねぇ」

「本物? 何の話?」


ミッキーさんはニコニコしながらあたしたちの顔を交互に見た。


「何でもないです。どうしたんですか、こんなところで」


あなたに関わるとハルカさんに色々言われるんです。

そう内心で文句を言っていたら、突然ミッキーさんがあたしの後ろに回って、背中を押してきた。


「ちょっ、なにするんですかっ」

「美緒ちゃん。ちょっと俺とドライブしようか」

「はァ!? ドライブって…」

「目的地は銀三でいかがでしょうか、お嬢さん?」


見上げたミッキーさんの顔はやっぱりニコニコしていた。


銀三って…


あたしは困惑して、車の前で足を踏ん張った。