―――
―――――
「あれ? 美緒、ネックレス見つかったのー?」
バイトが終わって着替えていたら、ヒカルがあたしの首にかかったネックレスを見て、目を丸くした。
「あ…。ごめん言うの忘れてて。返ってきたよ。一緒に探してくれてありがとね」
「そっかー。良かったね!」
ヒカルは嬉しそうに笑ってくれた。
優しい彼女は、あたしの喜びや悲しみを、自分のことのように感じてくれる。
「もしかして、あの背の高い人が見つけてくれたの?」
「背の高い?」
「ほら~。ちょっと目が細くて、声が甘~い感じの」
「ああ…」
店を出て、どう言おうかなと考えた時。
ヒカルがあたしのコートの袖をくいっと引いた。
「ちょうどあんな感じの人~」
そう言った彼女の目線の先には、黒いワンボックスカーが停まっていて。
その横に見覚えのある、ひょろりと縦に伸びた影が立っていた。
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「あれ? 美緒、ネックレス見つかったのー?」
バイトが終わって着替えていたら、ヒカルがあたしの首にかかったネックレスを見て、目を丸くした。
「あ…。ごめん言うの忘れてて。返ってきたよ。一緒に探してくれてありがとね」
「そっかー。良かったね!」
ヒカルは嬉しそうに笑ってくれた。
優しい彼女は、あたしの喜びや悲しみを、自分のことのように感じてくれる。
「もしかして、あの背の高い人が見つけてくれたの?」
「背の高い?」
「ほら~。ちょっと目が細くて、声が甘~い感じの」
「ああ…」
店を出て、どう言おうかなと考えた時。
ヒカルがあたしのコートの袖をくいっと引いた。
「ちょうどあんな感じの人~」
そう言った彼女の目線の先には、黒いワンボックスカーが停まっていて。
その横に見覚えのある、ひょろりと縦に伸びた影が立っていた。


