告白 1&2‐synchronize love‐


男性にしては細くて、爪まで綺麗な手から現れたのは、

あの時と同じピンクゴールドのネックレスと、白い紙片。


「わざわざ呼びつけたってことは、もう決まってるんだよね?」

「…はい」

「意外に早かったじゃない」


さあどうぞ。

そんな感じでハルカさんは、あたしに両手を向ける。

選べ。

右か、左か。

あたしの誕生日に見た、アイツの姿が頭に浮かぶ。

そして昨日見た、顔を上げない三上くんの姿が頭に浮かぶ。

ふたりとも、深く傷ついて見えた。

もう迷わない。

そう心に決めていたのに…

いざ選択を目の前にすると、心が嘆くのはどうしようもないんだろうか。

同じくらい、比べられないくらい好きだというのは、そんなにいけないことなんだろうか。

どこまでいっても愚かな自分自身に、泣きたくなった。


ごめん……

ごめんなさい……!


手を伸ばす先はひとつ。

取り戻す先もひとつ。




掴んでいいのは、ひとつだけなんだ…