告白 1&2‐synchronize love‐

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寝不足。

あたしは体育の授業中、体育館の壁際で体育座りをしながら、眠い目をこすった。

もしかしたらお兄さんの手術が終わったら、三上くんから連絡がくるかもしれない。

そう思って夜中までケータイとにらめっこしてたけど、結局彼からは電話もメールもこなかった。

女子はいまバレーボール、男子はネットの向こうでバスケットボールをしている。

その中に三上くんの姿はない。

彼は今日も休んでいた。

お兄さんの手術は、上手くいかなかったんだろうか。

三上くんはいま、どこにいるんだろうか。

今日はバイトがあるけど、その前に病院に寄ってみようか。


「ダメだ……」


どんな顔をして会えるというのか。

ごめんね、三上くん。

ひとりにして、ごめん。

膝に顔をつけて、深い自己嫌悪におちいる。

横にいたユリが何も言わず、頭をなでてくれた。

何の事情も知らないユリだけど、その手が優しかったから、少しだけ泣きたくなった。