告白 1&2‐synchronize love‐


とりあえずはぐらかすことにする。

ハルカさんもわざわざ、ミッキーさんに話したりはしないだろうし。


「はい。伝えてもらえれば、ハルカさんはわかると思うんで」

『そう? いいよ、わかった。伝えておく』


ミッキーさんはあまり納得してなかったみたいだけど、そう約束してくれた。

通話を終えて、パチンとケータイを閉じる。

月を探して見上げた空には闇しかなくて、ため息が白くなって消える。

間に合うだろうか。

いまからでも、遅くないだろうか。

ハルカさんの言っていたことが、よくわかった。

大切なものははっきりさせておかないと、

いざという時に守れないんだ。

でも、重要なのは数じゃない。

大切なものに対する自分の気持ち。

その違い。

それを三上くんの優しさに甘えて、いつまでもあやふやにして。

彼の優しさに、あたしは酷い返し方をした。

最低だ。




隠れた月に三上くんを重ねて、ごめんと呟いた。