告白 1&2‐synchronize love‐


やることは決まっていた。

帰り道、あたしはケータイで電話をかけた。

3コールで相手は出てくれる。


『もしもーし、美緒ちゃん?』

「…こんにちは」

『うれしいなあ。美緒ちゃんから電話もらえるなんて。どうしたの? デートのお誘い?』


次の日曜なら空いてるよと、楽しそうに歌う甘い声。

ミッキーさんのこの軽さは、いまのあたしにとってはかなりありがたかった。

心からじゃないけど、ちょっとだけ笑えたから。


「ミッキーさんじゃなくて、別の人を誘いたくて」

『あー……アイツ?』

「いえ。…ハルカさんに、あたしが会いたいって言ってることを伝えてください」

『ハルカ!?』


甘い声が裏返った。

よほど意外だったらしい。


『なんでハルカ?』

「ちょっと話しがあって」

『ふうん。…伝えるだけでいいの?』


ミッキーさんは不審そうな声で訊いてくる。

ネックレスのことは、あまり言いたくないな。