告白 1&2‐synchronize love‐


考えたところで結局、あたしには言いわけをする資格もないことに気づく。

そして泣く資格も。


「送れなくて、悪いけど」

「…三上くんは?」

「俺は……。病院に戻るよ」


あたしを見ないままで、三上くんは答えた。

彼をひとりにはしたくなかったけれど、

あたしがここにいても、いまは彼の負担にしかならない気がする。

弱っている彼氏に、追い討ちをかける彼女。

それがあたし。


「ごめん……帰るね」


三上くんの横を抜けて、乱れた服のままベッドを降りた。

そのままバッグとコートを取って、部屋の扉を開ける。

するとずっと廊下で待っていたらしいクインがまた、するりと中に入ってきた。

まっすぐに三上くんの足もとにすり寄る。

それでも彼は動かずに顔をふせていて、あたしは三上くんの表情を見ることもできず、白い家をあとにした。