告白 1&2‐synchronize love‐


そっと彼の顔を上げさせて、両手でその白い頬を包みこむ。

親指で涙の跡をぬぐう。

でも涙は黒い瞳から、あとからあとから流れ出てきて止まらない。

切なくて、あたしも一緒に涙を流した。

キスをしたのは、あたしからだったか、彼からだったか。


「ん……」


お互いの冷えた唇をなぐさめ合うように、何度も何度も重ねて、ついばんで、絡めて、呼吸を奪い合った。

キスをしながら流れる三上くんの涙が、あたしの頬にも伝わって。

彼の涙はあたしの涙になる。

節々の細い白い指が、あたしの涙をたどって耳をなでる。

首筋をすべり、その指は静かに制服のリボンを外した。

不思議なくらい緊張はなかった。

不安も迷いも戸惑いも、三上くんを想う気持ちに飲みこまれていた。

たぶんこの時、あたしの頭の中に恭一のことは欠片もなかったように思う。




心の奥底にアイツの存在を閉じこめて、固く鍵をかけていたのかもしれない。