告白 1&2‐synchronize love‐


おりてきたのは三上くんじゃなくて、真っ白な毛の塊…じゃなくて、グランパだった。


「グランパ、三上くんは?」


ちょこんと目の前に座った、グランパの頭をなでながら訊いてみる。

すると彼は立ち上がり、ひとつ鳴いて歩き出した。


「いるの?」


あたしは靴を脱いで、グランパのあとを追う。

彼は小さなお尻をふりふりさせながら、下りてきたばかりの階段を上りはじめた。

どうやら三上くんは部屋にいるらしい。

2階に上がると、クインが彼の部屋の扉にカリカリと、爪を立てていた。

彼女も三上くんを心配してるんだ。

なんだかやっぱり、ライバルのように思えてくる。

あたしはクインたちの横に立ち、ドアをノックした。


「…三上くん?」


少し待ったけど返事がなくて、そっと静かにノブを回した。


「入るね」


少し扉が開いてすぐに、クインとグランパがするりと中に入っていった。

まったく、三上くんは愛されている。