告白 1&2‐synchronize love‐

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三上くんのお兄さんの手術が行われる日。

あたしは朝からずっと授業に集中できなくて、一日中目の前の空席を眺めていた。

もう手術は始まったかな。

順調に進んでいるだろうか。

どのくらいかかるのか聞けばよかった。

手術が終わったら、お兄さんは意識を取り戻せるんだろうか。

つらつらつらつら考えていたら、いつの間にか放課後になっていて。

あたしは掃除当番をユリに代わってもらって、病院へと直行した。

けれど、

手術室の前に三上くんの姿はなかった。

手前のベンチにはあの髪の短い女の人と、作業服の男の人、それから深い剃りこみのリーゼント頭の人が。

そして奥のベンチには、今日は白衣ではないあの若いお父さんと、その横に彫りの深い顔立ちのスーツ姿の女性がいた。

お兄さんとどことなく顔立ちが似ている。

美形家族だ。