告白 1&2‐synchronize love‐


パパノエルの中でなら、彼がいちばんまともだと思うんだけど。

それも考え方によっては変わってくるな。


「恭一のことです。アイツ、あたしに会わない気でいるんですか」

『…それ、ハルカが言ったの?』

「どうなんですか」


ミッキーさんは黙りこんだ。

あたしはケータイを握りしめ、じっと待つ。

いま恭一のことを聞けるのは、この人しかいないから。

ミッキーさんは数十秒の沈黙のあと、短いため息を吐いた。


『アイツは、美緒ちゃんに会いたいと思ってると思うよ。たぶん、会いたくてしょうがないんじゃないかな』


わざと演技じみた甘い声で囁かれ、つい顔が赤くなる。

吐息が耳にかかりそうな気さえした。

本当にこの人はふざけている。

こっちはものすごく真剣に訊いているっていうのに。

おかげで彼の言っていることが、冗談なのかそうでないのかもよくわからなかった。