告白 1&2‐synchronize love‐


あたしの問いに、彼女はふと笑いをもらした。

男っぽい印象が薄れて、ぐっと可愛らしくなる。


「なんだよ。恋人と親、どっちかしか助けられないとか、そういう究極の選択でも迫られてんの?」

「まあ…そんな感じです」

「へえ。…そういうのは人それぞれだと思うけど。あたしはゼロか百しかないね」


すべて守るか、すべて捨てるか。

最後まで大切にできないなら、最初から抱えこむな。

そんな彼女の言葉は深く、胸に突き刺さった。

ばかな質問をしてしまったみたいだ。

黙りこんだあたしに気をつかったのか、彼女はこう付け加えた。


「あくまであたしの場合だから。立場とか状況がちがえば、考え方や答えも変わってくるし」


ユウナ先輩の話が頭をよぎった。

コータ先輩を好きだったけれど、それを隠したくて、忘れたくて別の人と付き合ったユウナ先輩。

結果たくさんの人を傷をつけたと言っていた。

だからあたしのことが心配なんだって。