告白 1&2‐synchronize love‐


茜雲がゆっくりと色を変えはじめたころに、黙り込んでいた深田恭一はようやく口を開いた。


「美緒ちゃんは、動物園ていつぶり?」

「え? …たしか、小学校の遠足以来かな」

「そっか」

「うん。その前はよく、お父さんと一緒に来たりしたけど………」


あれ?

まただ。

また何か、頭に浮かびそうになって、消えた。


「深田恭一…」

「うん?」

「あたし…ここ、知ってる」


そりゃ知ってるよ。

だって小さい時によくお父さんと行った動物園だから。

この公園だって、動物園に来るたび寄ったはず。

でも、それだけじゃなくて、

何かが引っかかる。

引っかかって出てこないから、イライラした。


「美緒ちゃんさあ…」


深田恭一は背中を押す手を休めた。


「その、深田恭一って呼び方やめてみよっか」

「なにいきなり。…じゃあなんて呼ぶの」


別に深田恭一でいいのに。

そう言うと、ダメダメと首を振られた。