告白 1&2‐synchronize love‐


彼女は大きな猫目を病室から動かさないまま、口だけを開く。


「アンタ、優の彼女なんでしょ?」

「えっ。は、はい」

「……アイツ、ちょっと様子が変だ。明日はそばについててやった方がいいかもよ」

「明日?」


様子が変なのはわかっている。

見た感じは落ち着いているけれど、いつもの三上くんの落ち着きがない。

余裕がないというか。

明らかに心が乱れてる。

でも、明日って?

あたしが戸惑っていると、彼女はここではじめて、あたしに目を向けた。


「明日の昼から、健の手術をすることが決まった」

「手術…」

「かなり時間がかかるらしい」

「それで、お兄さんは助かるんですよね?」

「どうだろうな。危ないみたいだけど」


平然と言って、彼女はまた病室に目を戻した。

この人、お兄さんのことを心配してるわけじゃないんだろうか。