告白 1&2‐synchronize love‐


「いいよ。…その代わり、こっちの紙は捨てるからね」


今度は左手でメモ用紙をヒラヒラさせる。

紙って……なんの紙?

戸惑うあたしに、彼は淡々と告げた。




「アイツの居場所が書かれた紙」




聞いた瞬間、体が動かなくなって。

あたしは目だけを動かして、メモ用紙を見た。


「ネックレスを返す条件は、もう二度と俺たちに関わらないこと」

「……なんでそんなこと、あなたに!」

「返してほしくないの?」


冷酷な声が、あたしを侮蔑するように降ってくる。

唇をきつく噛んだ。


「決められないんだ?」

「ちょっと、待ってよ。選ぶなんてそんなこと…」


なんでそんな選択を迫られなきゃならないの?

しかもこの人に。

わけがわからない。

でもそれよりも、

すぐに答えられない自分の心を責めたかった。

選ぶべきはネックレスだ。

恭一には今すぐじゃなくたって、会えるはずだから…