告白 1&2‐synchronize love‐


「美緒ちゃん見てて~」


ブランコに勢いをつけた深田恭一は、座った状態からブランコを飛び降り、前にあった柵を越える大ジャンプを披露した。


「うわっ! なにそれ、すごいじゃん!」


思わず拍手すると、深田恭一は「どうもどうも」と照れ笑い。

動物の真似をして子どもに拍手された時と、同じ顔で喜んでいる。


「美緒ちゃん、背中押してあげちゃう!」

「はぁ? 子供じゃないんだから」

「いいからいいから!」


あたしの言葉なんか聞くわけがなく、深田恭一は後ろに回って背中を押しはじめる。

恥ずかしいけど、なんだか懐かしい感じがしてきた。

小さい頃お父さんと公園に行ったら、こうやってブランコ乗って背中を押してもらっていた気がする。


「ねぇ深田恭一」

「んー?」

「なんで今日、動物園にしたの?」

「楽しくなかった?」

「そうじゃなくて。なんでかなって」


背中に深田恭一の手を感じながら、揺れる空を見上げた。