告白 1&2‐synchronize love‐


ハッとして顔を上げると、ハルカさんがすぐそばまで来ていて、睨むようにしてあたしを見下ろしていた。

ファンはあたしたちを囲み、みな口を閉じて好奇の目で見ている。


「結局キミはウチにとって、疫病神にしかならなかったワケか」

「…疫病神?」

「今日こんなコトになったのはキミのせいだろ」

「こらハルカ! 何でお前はそういう言い方しかできないんだ」


ミッキーさんが人垣をかきわけて近づいてきた。


「美緒ちゃんは何も悪くないだろうが」

「何で。ほんとのコトじゃない。この女のせいで、またデビューが遠のいた」


ハルカさんの長い指が、あたしにビシリと突きつけられる。

ミッキーは額を押さえて頭を振る。


「だから、それは美緒ちゃんのせいじゃなくてアイツが…」

「よく言いますね!」

「………なに?」


あたしは突きつけられた指先を払いのけ、ハルカさんを睨み上げた。