告白 1&2‐synchronize love‐


「ハルカ! これ受け取ってー!」

「エイジ!! 超カッコよかったよ~っ」


狂喜するファンの間を、ハルカさんは不機嫌な顔でベンツに向かって歩いていく。

愛想笑いの一つもない。

恭一は彼に、背を押されるようにして歩いていく。

車内に入ったのか、千堂さんはもう外には立っていなかった。

恭一が、ベンツに乗って行ってしまう。

だめ。

そんなのはだめだ。

力なく俯いたまま顔を上げない恭一の姿を見て、そう思った。

理由なんてわからない。

直感的に、あたしはアイツに会わなければならないと、そう思った。

そうしないと…

恭一が小さくなって、泡のように消えてしまうような気がしたんだ。

あたしは彼らを囲むファンの中に飛び込んだ。


「ちょっと押さないでよ!」

「割り込む気!?」


思いきり迷惑そうな顔をされ、睨まれ、押しのけられそうになってもあたしは、アイツに向かって手を伸ばした。





「っ……恭一ィーーッ!!!!」