告白 1&2‐synchronize love‐


こっちを見たまま動きを止めるから、ファンの人たちも一斉にあたしに目をやる。


そんなに見られても…。


どうしよう、知らないフリとかした方がいいんだろうか。

そう思った時、ファンの一人があたしの背後を見て奇声を上げた。


「ああああー! ハルカ!?」

「えっ! どこどこ!?」


反射的に振り返ると、男が二人、あの扉から出てきたところだった。

輪の後ろの方にいたファンが走り出し、あっという間に二人を囲む。

白いシャツにグレーのベストを着ただけの、薄着の銀髪はたしかにハルカさんだ。

あの綺麗すぎる横顔はなぜか、赤く腫れているみたい。

その隣りで赤いキャップをかぶり、パーカーのフードまでかぶる猫背は…




「恭一…?」




俯いていて、はっきりと顔は見えないけれど。

あの体格、歩き方は、たぶんアイツだった。