告白 1&2‐synchronize love‐


この声は…


「きゃー!」

「ミッキー!!」


そうだ、パパノエルのドラム担当の、ミッキーさん。

ガレージから現れたのは彼一人のようだ。

ひょろりと背の高い彼は、ファンに囲まれても頭一つ以上飛び出している。

前髪を後ろの方に持っていって束ねる髪型は、彼の決まったスタイルなんだろう。

ミッキーさんは細い目をさらに細めて、張り付いたような笑顔でファンをぐるりと見た。


「今日はみんなごめんねー。せっかく来てもらったのに、あんな所を見せちゃって」


申しわけない。

ミッキーさんは深く頭を下げた。


「そんなのいいよミッキー!」

「それよりあれからどうなったの!?」

「ほんとにこのままデビューすんの!?」


ファンから次々と質問が飛び出して、ミッキーさんは困ったように頭をかいた。


「いやあ、ちょっと詳しいことはまだなんとも。ただね、デビューはまた少し先のばしになるか……あ。」




話の途中でミッキーさんは、あたしに気づいて小さく声をあげた。