告白 1&2‐synchronize love‐

降りてくる人とぶつかりながら、それでもステージ上の様子を見ようとしていたあたしの腕を、誰かがつかんだ。

振り返ると、三上くんが冷静な表情であたしを見ていた。

あたしはハッとした。

だって、ここに来た時点で恭一のことで頭がいっぱいになって、彼の存在を忘れてしまっていたから。


「三上く…」

「出よう。ここは危ない」

「でも、」

「外で待てばいいよ」


そう言われて、あたしはうつむきながら頷いた。

他の男のことで頭がいっぱいになるあたしを、こうやって彼は責めずに、気づかってくれる。

どうしようもなく、涙が溢れてきた。

ユウナ先輩たちは波に飲まれてしまったようで、姿は見えず。

ボルテージの上がりきった会場を、あたしたち二人だけが後にした。

一度だけステージを振り返った時、

ミッキーさんに羽交いじめにされるアイツの姿が目に入った。