告白 1&2‐synchronize love‐


長いこげ茶色の髪の、筋肉質な男がマイクをつかんで歌っていた。

酒やけしたようなひどいだみ声。

まるで違うバンドの歌のよう。

それに…なんて仲の悪い音だろう。

リズムも何もなく、興奮のまま走るヴォーカル。

それを真っ向から否定するように、正確なリズムを刻むベースはハルカさん。

その間を取り持つように、気をつかっているみたいなドラムの半端なキックはミッキーさん。

そして、

たった一人で演奏をしているように、孤立したギターの響きは…




「恭一…」




明るく輝く金髪は、ステージに背を向けていた。

黒いタンクトップからのぞく肩甲骨には、あのトライバル。

こっちを向いて。

アンタは…恭一だよね?