告白 1&2‐synchronize love‐


「待って、三上くん…!」


うつむきながら叫ぶ。

上を向くことができない。

あたしきっと、ひどい顔をしてるから。


「なんで…? やめようよ。今日は、2人でいようよ」

「酒井さん」

「夜景、見に行くって言ったじゃん。ね…?」


三上くんは小さく息を吐き、あたしの頭に手を置いた。

その手はゆっくり降りてきて、頬を、包むように撫でてくれた。


「夜景はいつでも見られるよ。本当は夜景より、見たいものがあるだろ?」


あたしは首を横に振った。

そんなものない。

そう言いたかったのに、声が出ない。


「…お兄さんは言ってたよ。酒井さんの誕生日にライブを開く。それに酒井さんを誘うって」

「ど…し、て」

「伝えたいことが、あるんだって。キミには言ってなかった?」


違う。

そうじゃなくて。

どうしてアイツはそのことを、三上くんに言ったりしたの?


「それから……」