告白 1&2‐synchronize love‐

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どこへ向かっているんだろう。

流れる地面ばかりを見ていて気づかなかったけれど、夜景が見られるようなところには向かっていないんじゃないだろうか。

バイクは繁華街を抜けて、だんだんと治安の悪そうな区域に入っていく。

大通りよりも少し暗く、派手な身なりの人がウロウロしている路地。

その中の寂れた駐車場に、三上くんはバイクを停めた。


「あの…三上くん?」


シートに乗ったまま戸惑っていると、彼にヘルメットを外された。


「行こう」

「行くって…どこに?」


手を引かれて、行き先がわからないまま歩き出す。

ジュースの空き缶、タバコの吸い殻が転がっている汚い道。

三上くんはあたしの手を離さずに、少しだけ振り返った。


「お兄さんのところだよ」

「………え?」

「もうとっくに始まっちゃってるけど」


そしてまた、涼しい顔であたしの手を引く三上くん。

どういうこと?

恭一のところって、ライブに行くってこと?

ここにライブハウスがあるの?