告白 1&2‐synchronize love‐

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緑に溢れる広大な敷地。

その真ん中に建つ美術館には、あたしたち以外にも多く客がいた。

冬休みも終わるから、最後の賑わいといったところか。

あたしたちも、明日から学校だ。

課題はなんとか終わらせられたから問題ない。

また、単調な毎日に帰るんだ。

このまま今日という日を、冬休み最後の日を、あたしの誕生日を終わらせて、明日を迎える。

それはなんだか、何かを決定的に失うことを意味している気がした、


「そろそろ中に入ろうか」


明るい内に外に置かれているオブジェや銅像を見て回っていたけれど、日が落ちてきて寒くなってきた。


「もう少し後だったら、都展をやってたみたいだね」


美術館のエントランス入り口付近にある、日程表を眺め、三上くんが言う。

都展なんて、見たことがない。


「三上くんも出展してみればいいのに」

「俺が?」