告白 1&2‐synchronize love‐



お兄さんは薄ら笑いを浮かべながら、あたしを値踏みするように見る。


「美緒ちゃん、アイツと付き合ってどれくらい?」

「は?」

「優のどこがイイの?」

「はい?」

「あんなつまんねー野郎のどこに惚れたのかな?」


何だこの人?

弟をこんな風に言うなんて。

もしかして二人は仲が悪い兄弟なんだろうか。


「三上くんはつまんなくなんかな…」

「もうアイツと寝た?」

「ね……っ」

「あ、まだ? もしかしてこれからする予定だったか」


ニヤリと唇を歪め、お兄さんはまたあたしの手を掴んできた。


「美緒ちゃん、俺の部屋行かねえ?」

「はあっ? 行きません!」

「俺にしといた方がいいよ。色々お得。アッチは上手いし、金持ってるし、大人だし?」


他の二つは知らないけど、この人が大人だとは思えない。

三上くんの方がずっとずっと大人だ。


「それ以上近寄らないで下さい!」


ベッドサイドまでじりじりと逃げたけど、お兄さんはあたしの手を掴んだまま詰め寄ってくる。