告白 1&2‐synchronize love‐



澄んだ瞳に吸い込まれそうになりかけた時、外から激しいエンジン音が響いてきた。

ハッとして、顔を離す。


「す、すごい音だね。バイクかな」


三上くんの黒いバイクの音とはかなり違う。

近所迷惑になるだろう激しい音は、ピタリと止んだ。


「…兄さんだ」

「え?」

「兄さんが帰ってきたみたい」


三上くんは窓に目を向けながら呟く。


「お兄さんて、似てないっていう、年の離れた…? 京都から戻ってきたのかな」

「いや、兄さんは京都には行かなかったんだ。高校卒業して家を出てから、一度も家族と行動してないからね」


三上くんがそう言っている内に、階下から人が入ってくる物音が。

そして階段を上がってくる足音が続いて聞こえてきた。

いきなり三上くんの家族に会うなんて。

心の準備がまるで出来ていない。

動揺がおさまらない内に、部屋の扉が勢い良く開かれた。