告白 1&2‐synchronize love‐






お母さんの言った通り、途中ケーキ屋に寄って、三上くんでも食べられそうな、甘さ控えめのスイーツをいくつか買った。

いつ見ても大きな白い家を前に、若干緊張しながらチャイムを鳴らす。

すぐに三上くんとグランパが出迎えてくれた。


「いらっしゃい」

「おじゃまします…」

「寒かったでしょ。迎えに行ったのに」

「そうでもなかったよ。これ、つまらないものですが」


ケーキの箱を差し出すと、三上くんは柔らかく笑って受け取った。

アーガイルのセーターに下はデニム。

ラフな格好の優等生は、雰囲気もいつもより柔らかだ。


「お茶いれるから、部屋上がってて。二階のすぐ右手にある部屋だから」


そう言って、三上くんはグランパを連れさっさとリビングに消えていく。


あたしは吹き抜けを見上げ、鼓動をはやめる。

部屋で勉強するんだ。

そりゃリビングでは普通やらないかもしれないけど…。