告白 1&2‐synchronize love‐


ハルカさんは一人のようだった。

女装していないということは、恭一やミッキーさんは一緒ではないんだろう。


「…ハルカさんは、一人ですか?」

「一人なら初詣なんてしないよ。身内に連れてこられてね。恒例行事だからって」

「行事…?」

「ねぇ、それよりさ。またライブあるんだけど」


ハルカさんはスーツの胸元に手をやり、チケットを一枚差し出してきた。

当たり前だけど、あのチケットと同じものだった。

はっきりと、パパノエルの名前が書かれている。


「前のはイヴだったけど、次のは来れるでしょ。いま一枚しか持ってないけど、彼氏の分もいるなら後であげるよ」

「……恭一は、まだ?」

「腑抜けてる。マジで困ってるんだよね。これからって時に…」

「これからって…?」


あたしの問いに、ハルカさんはわずかに逡巡するような表情を見せた。

そして短いため息をつき、あたしの手に強引にチケットを握らせる。


「デビューが正式に決まったんだよね。次のライブは、ファンに報告とお礼の為にやるんだ」

「デビューが…ってことは、新しいメンバーが」

「決まった」