告白 1&2‐synchronize love‐

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バイトの忘年会、ユリたちとの忘年会と称したカラオケ大会。

お母さんのおせち作りの手伝いに大掃除で、年末はあっという間に過ぎ、気付けば新年を迎えていた。


「あけましておめでとうございます」


朝の食卓は、年末にお母さんと作った色鮮やかなお節料理にお雑煮が、ズラリと並ぶ。

箸を持つ前に、家族三人で新年の挨拶をするのは毎年の決まりだ。

お父さんが黒豆を食べてから、あたしとお母さんも食事を始める。

お雑煮は好きなんだけど、どうしてお節ってこう、ご飯のおかずにならないものが多いのだろうか。

三日間毎朝お節だと思うと、正月早々少し憂鬱になる。


「初詣の後は、おじいちゃんたちの家に挨拶に行くからね」

「うん」


親戚が集まっているはずだから、そこでお年玉をいつももらうことになる。

でもあたしはバイトをしているから、そんなに使うこともないので今年は銀行行きになるだろう。

お正月には家族で初詣に行くという決まりも、酒井家にはある。

今年は振袖をおじいちゃんたちが買ってくれたので、お母さんに着付けをしてもらった。

髪も伸びて、まとめてかんざしをつけることができた。

苦しいし動きにくいけど、普段は着られないものだからやっぱり嬉しい。