――
―――――
終業式の次の日。
バイトが終わった後、久しぶりにヒカルとコンビニの近くにあるファミレスに来ていた。
三上くんは今日から来年の正月明けまで、お母さんの実家がある京都に行っている。
「パパノエル、ねえ」
ヒカルはメロンソーダを飲みながら、チケットを眺める。
あたしは温かいカフェオレの入ったカップを、両手で包み込むようにして暖をとった。
「あたし、あんまりロック聴かないからなー。インディーズなら余計さっぱりだよ」
「だよね。あたしも知らなかったし」
「でも学校の友だちに、音楽関係詳しいコいるから、訊いてみよーか?」
チケットをあたしに返し、ヒカルが携帯電話を取り出す。
ジャラジャラと大量のストラップがつけられた携帯電話、ひどく重そうだ。
「ううん…。いいよ。ありがと」
あたしは折れないよう気をつけて、チケットを鞄にしまった。
恭一は、一月十五日にすべて話すと約束してくれた。
ならあたしはその日が来るのを待つだけだ。
もう他の人からの言葉で、不安を大きくしたくない。
「そお? …で、美緒はこのライブ行くの?」
「……うん」
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終業式の次の日。
バイトが終わった後、久しぶりにヒカルとコンビニの近くにあるファミレスに来ていた。
三上くんは今日から来年の正月明けまで、お母さんの実家がある京都に行っている。
「パパノエル、ねえ」
ヒカルはメロンソーダを飲みながら、チケットを眺める。
あたしは温かいカフェオレの入ったカップを、両手で包み込むようにして暖をとった。
「あたし、あんまりロック聴かないからなー。インディーズなら余計さっぱりだよ」
「だよね。あたしも知らなかったし」
「でも学校の友だちに、音楽関係詳しいコいるから、訊いてみよーか?」
チケットをあたしに返し、ヒカルが携帯電話を取り出す。
ジャラジャラと大量のストラップがつけられた携帯電話、ひどく重そうだ。
「ううん…。いいよ。ありがと」
あたしは折れないよう気をつけて、チケットを鞄にしまった。
恭一は、一月十五日にすべて話すと約束してくれた。
ならあたしはその日が来るのを待つだけだ。
もう他の人からの言葉で、不安を大きくしたくない。
「そお? …で、美緒はこのライブ行くの?」
「……うん」


