告白 1&2‐synchronize love‐


恭一は少しの間の後、小さく吹き出した。


「じゃあ美緒ちゃん…俺からのチケットだったら、今日のライブに来てくれたの?」

「…うん。行った」


と思う。

今日はイヴだったけれど。

三上くんと、とても素敵な時間を過ごすことができたけれど。

彼とさらに距離を縮めることができたけれど。

でもそれがわかっていても、あたしはライブに行っていただろうと思う。


「ふ…。美緒ちゃん、ガンコ」

「どこが」

「ガンコじゃん」

「…うるさいよ」

「何かつらい事があっても、口に出さないし」


そんなことない。

アンタのことはヒカルに話したし。

泣いたりもする。


「でも美緒ちゃんのそういうトコ、好きだよ」





好きだよ。




ふにゃっとした笑顔でそう言った恭一に、あたしは何も返せなくなる。

『好き』という短い言葉。

この男の声が紡ぐと、どうしてこんなに特別な響きが生まれるんだろうか。

どうしてその響きは、あたしにこうも強く作用するんだろうか。

胸が詰まって、苦しくて俯いたあたしの目に、白い物が現れた。