告白 1&2‐synchronize love‐



ずっと待っていた。

恭一からの連絡を、ずっとずっと。

なのにどうしてだろう。

すぐに通話ボタンを押すことが出来ないのは。

指が、震えてしまうのは。

呼吸が、乱れてしまうのは。

不安と期待で、胸が膨れ上がるのは。

音が鳴り止んでしまう前に、あたしはボタンを押した。


「……もしもし」


携帯電話を耳に当てると、まず風の音がした。


「………恭一?」


問いかけるように名前を呼ぶと、電話の向こうで相手が息を飲むのがわかった。


「恭一、お願い。何か言って…」





『…………美緒ちゃん』




ああ…。

恭一の声だ。

久しぶりに聞くその声に、あたしは体を震わせた。


「恭一…恭一……」

『美緒ちゃん。……窓の外、見てみて』

「え…」


ハッとして、あたしはベッドに飛び乗り、カーテンを開いた。