告白 1&2‐synchronize love‐


「じゃあ、今日は楽しかったよ」

「あたしも。ごちそうさまでした。グランパたちによろしくね」

「うん。おやすみ。また明日」


ちょっと早いけど、メリークリスマス。

白い息を吐きながらそう囁いて、三上くんは帰っていった。

小さくなっていく背中を見送って、あたしは家のポーチに移動する。

短いデートだったけれど、なんだかぐっと、三上くんとの距離が縮まった気がした。



「ただいまー」


玄関に入ると、お父さんの靴があった。

リビングの方から「おかえり」と、お母さんの声がする。

脱いだブーツにブーツキーパーを挿してリビングに入ると、お母さんはキッチンの片付けをしていた。

窓に近いのは、ソファーで新聞の夕刊を読んでいるお父さん。


「おかえり。…遅かったな」


縁のない眼鏡をかけたお父さんが、あたしを見て新聞を閉じる。

お母さんはこっちを向いて笑っていた。

やっぱり窓から見ていたのはお父さんか。

でもそのことより、いまようやく気付いたことがあって、そっちにあたしは大きく動揺していた。